さて、5ページに渡って幼児虐待の原因として考えられるものを挙げてきましたが「でも・・・私はそんなことはしないと思う」「やっぱり考えられないな。理解できない」と思われる方、「今まさにそんな状況だけど、虐待なんてしてないわ」という方もいらっしゃるでしょう。
確かに、同じような状況になっても、ならない人はなりませんし、やらない人はやりません。
核家族も、夫婦・・・いや、夫婦揃っていない状態のひとり親でも立派に子育てをしている方もいらっしゃいますし横の繋がりも、無くても平気、逆にマイペースで子育て出来るからストレスが少ない、なんていう方もいらっしゃるでしょう。
ストレスも、大変強靭な精神力の持ち主であったり、大変気楽な性質を持った方など様々なので、これも一概にはいえません。
望まない妊娠・出産も、連れ子も、同じような状態になったからといってどう出るか・・・どう思うか・・・は本当に人それぞれでその人の元から持っている性質や経験、育った環境など様々な要因が絡んでくるので「幼児虐待の原因はこれ!」といった明確なものは実は無いと言って良いでしょう。
連鎖も、自身は本当に聞くのも辛いくらいの虐待を受けてきたのに、全く連鎖しない人もいます。
つまり「原因として考えられるのは〜〜〜」だけど、そうなったからといって必ずしも幼児虐待に結びつくとは限らない、というわけです。
逆に、ここで挙げたような原因が全くなくても、幼児虐待をしてしまう可能性もありますし今現在全く虐待をする気配も予感もなくても、いつ、どこでどうなってしまうのかわからないのです。

